第26回:広東省広州市番禺区群星村発掘・回収事業(平成23年3月)

概要:
平成17年6月、広州市番禺区において負傷事故が発生したことを受け、同月、外務省による調査が実施された。その後、中国政府の要請により同年7月に緊急発掘・回収が行われ、13発の旧日本軍の化学兵器を発掘・回収した。
平成18年5月に同地域において砲弾の存在が新たに確認されたことから、平成20年3月、内閣府が発掘・回収事業を行い、7発の旧日本軍の化学兵器を発掘・回収した。
その後、番禺区において探査事業、止水壁の構築、水上生活者の移動、排水など周到な事前準備作業を経た上で、平成23年3月に番禺区群星村の発掘・回収事業を実施した。
実施期間:
平成23年2月19日~3月28日

金属反応点

金属探査

砲弾埋設状況

化学剤検知作業

発掘した砲弾

砲弾の梱包作業