第6回:河南省信陽市発掘・回収事業(平成16年8月)

概要:
準備段階では、8月4~5日にかけ、大雨が降り、負圧テントが張られている砲弾埋設地点近辺では、深さ1.5m程度の浸水があり、作業が滞った。
しかし、排水ポンプ等を利用して排水を完了させ、ようやく作業ができる状態を整えた。
日中の気温が30度を超え、また、作業現場が住宅地の中、大通りに面しており、非常に目立つことから、作業条件としては好ましくはなく発掘・回収作業は夜間(19時30分~24時30分)に行った。
砲弾埋設地には砲弾類からの漏洩と思われる黄燐が広範囲に存在し、それが空気に触れることにより数回着火した。黄燐が何時何処で着火するか判らない状況で、砲弾を発掘しながら消火作業を行うという極めて危険な中での作業となった。
実施期間:
平成16年8月7日~8月11日