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中華人民共和国において日本が遺棄した化学兵器のハルバ嶺における廃棄計画

「中華人民共和国において日本が遺棄した化学兵器の2016年より後の廃棄計画」を実行に移すため、日本国内閣府遺棄化学兵器処理担当室及び中華人民共和国外交部日本遺棄化学兵器問題処理弁公室は協議を行い、ハルバ嶺(吉林省)における中華人民共和国内において日本が遺棄した化学兵器(以下、「遺棄化学兵器」という。)の廃棄及び関連する事項について以下の共通の認識に達した。

1. 廃棄の全体目標

日本側は、人員の安全確保及び環境の保護を最優先させるとの前提の下、ハルバ嶺に埋設されている遺棄化学兵器の廃棄を2022年中に完了することを目指して最善の努力を払う。また、この目標を達成することを目指して、廃棄に係る事項の実施を加速させる。
中国側は、これに対し適切な協力を行う。

2. 廃棄のスケジュール

日中双方は、2014年末にハルバ嶺の試験廃棄処理作業を開始し、2018年に本格廃棄処理段階に入る予定。

3. 廃棄処理設備

日本側は、制御爆破廃棄処理技術及び加熱爆破廃棄処理技術を採用した廃棄処理設備2セットを既に導入している。これら2セットの廃棄処理設備は、本格廃棄処理段階でも引き続き使用される。廃棄処理作業を加速させるため、日本側は制御爆破廃棄処理技術を採用した新たな大型廃棄処理設備を4セット及び危険廃棄物処理設備3セットを追加導入し、2020年に稼働させる予定。

4. その他の遺棄化学兵器の廃棄

ハルバ嶺周辺地域の各保管庫に保管され、化学兵器禁止機関に申告された遺棄化学兵器についても、ハルバ嶺において廃棄される予定。

5. 協議

人員の安全確保及び環境の保護を最優先させることの重要性並びに技術的な要素を考慮し、日中双方は、発掘・回収及び廃棄作業の進捗状況に応じて、上記の目標時期の検討調整を含む関連事項についての協議を行うことができる。

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