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パパの育児休業体験記

育児休業は、夫婦の協力、親になる事の自覚など、自分たちを見つめなおす時間。そんな時間を得るきっかけは上司の一言だった

執筆者と家族の写真
執筆者の横顔:
(1)銀行員、(2)、(3)20代後半、(4)、(5)、(6)平成20年2月 (1週間)

育児休業体験記

赤井 博信さん

それは突然の提案でした。
「育児休業の取得申請をしてみたら?」
 平成十九年の十二月に第一子を授かった私に、支店長から一言「育児休業・・・」
育児休業制度自体が存在している事は知っていましたが、まさか自分がその制度を申請するとは思ってもいませんでした。なぜなら、忙しい最中、わざわざ休みを取って育児の手伝いをする事自体、仕事に支障が出るのではないかと不安に思う所が大きかったからです。
 それまで、育児休業について詳しく知らなかった私は、「休んでいる間の給与は?」、「最大で何日まで取得できるのか?」、「何時までに申請すればいいのか?」など具体的に育児休業について調査し始めました。
 実際に申請後、休業取得の運びとなり念入りに引継ぎ書類を作成し、仕事への責任に、うしろ髪をひかれながら育児休業を取得。育児休業初日は平日に家にいる事の不思議な感覚を味わい、まだまだ仕事の事が気になっている状態でした。しかしながら、そんな気持ちに浸っているのは数時間もありませんでした。朝からオムツを取り替え、ミルクを作って、抱っこして、寝かして・・・。育児って休む時間もない、こんなに大変な事なのだと思い知らされました。
 日が経つにつれ、オムツから寝かすまでの段取りを得た私は、慣れたら意外と楽しい事、赤ちゃんの見た事のない表情が見れた事など、少しずつ感動を味わうようになり、「育児って大変だけど、とても楽しい。」と妻に得意げに言うまでになっていました。
 育児休業を取得した日数はわずかでしたが、その間に学んだ事は数多く、子供を持つ女性の大変さ、育児自体が親の成長にも役立つ事など、育児に対する考え方が大きく変わったような気がします。
 育児休業自体まだまだ認知されていない所がありますが、子供を育てる事の重要性、夫婦の協力、親になる事の自覚など、自分達を見つめ直す時間は必ず必要であり、それが育児休業という制度によって取得できれば良いと今は強く感じています。
 今後も育児休業取得が当たり前にできる環境づくりに協力すると共に、今回、育児休業申請へと声を掛けて頂いた会社や上司にお礼を申し上げます。

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