ハルバ嶺における試掘調査について
- 試掘の目的
- ハルバ嶺発掘・回収事業において、発掘・回収の方法を決定するために、化学砲弾等の埋設状況、土砂の状況等を詳細に把握し、発掘方法、安全性について検証することを目的に実施。
平成20(2008)年度 |
---|
2号坑を試掘
|
平成21(2009)年度 |
---|
1号坑・2号坑精密探査
|
試掘調査事前準備作業
- 概要:
- 平成20(2008)年度の試掘調査に当たり、周辺地域の伐採、2号坑までの道路建設及び2号坑周辺・上部土砂の除去を実施した。
- 実施期間:
- 平成20(2008)年7月28日~8月25日
<道路>
<2号坑>
<全景>
上部・周辺土砂を除去する過程で旧日本軍の砲弾等を発掘し、うち化学砲弾等13発を仮梱包した。
試掘作業
- 概要:
- 2号坑の南側地点を試掘し、砲弾周囲の土質、埋設砲弾の分布状況、砲弾の種類・状態及び安全性について調査を実施するとともに、人手による発掘要領の安全性の検証を行った。
- 実施期間:
- 平成20(2008)年12月8日~平成21(2009)年1月22日
<2号坑全景>
- 発掘・回収
- 埋設砲弾の種類、埋設状況等、発掘方式の検討に資する資料を入手しつつ発掘・回収を実施し、旧日本軍の化学砲弾等641発を回収した。
<砲弾層上部土砂を除去>
<砲弾の発掘>
<砲弾の鑑定>
<砲弾の梱包 (1)>
<砲弾の梱包 (2)>