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パパの育児休業体験記

育休を取ってみて、働く意義が明確になり、仕事の速度をあげるとともに質を高めようという意識へとつながった

執筆者と家族の写真
執筆者の横顔:
(1)会社員、(2)5,000人~、(3)40代前半、(4)40代前半、(5)本人・妻・子3人、(6)平成20年7月(3週間)

尚子との育児休業体験記

山本 武さん

1 育児休業の取得を決意したきっかけ
 3人目の子供でおそらくこれが取得する最後のチャンスだと考えました。また、周囲でも男性の従業員が取得するケースはまだ無く、私が取得する事で制度利用を促進することにつながれば良いという思いもありました。

2 職場とのやりとり
 職場は育児休業取得全般について理解があるほうだと思います。年初の面談の際に取得の予定を伝えたところOKが出ました。といっても50歳代の上司は「子育て頑張ってねー?!(こんなヤツもとうとう出て来たなぁ)」と半ば珍しいものを見るような感じではありました。

3 家族とのやりとり
 妻は当初は積極的、途中でやや消極的になったものの、最終的には再び積極的に受け入れてくれました。妻は当初、特に休業前は自分が長期間育児休業で職場を留守にする事への不安から、休業期間の一部を夫と交代して自分の休業を短縮することに積極的な考えでしたが、一旦育児休業期間に入り、それが一定期間継続すると、(あと1ヵ月くらい休んでも変わらない、どちらかというと休んでいたい、おっぱいもはったままだし、子供は可愛いし)という考え方から、(特に取得してもらう必要もないかな・・)という消極的な姿勢に変わっていきました。しかし、二人で話し合いをした結果、最終的には制度利用の意義をお互いに理解して再び積極的な姿勢になりました。子供達はまだ育児休業の意味はよくわからないようでした。

4 感じた事
 思ったより忙しいというのが実感でした。私の育児休業中は既に一日2~5時間程度のならし保育が始まっていたので一日中面倒を見ていたのは3週間のうちわずか数日でしたが、それでもご飯を食べさせ、食卓を片付け、床を掃除し、オムツを替え、保育園へ送り、他の家事を片付けた後、再び保育園に迎えにいき、・・・とやっていると自分の時間は殆ど無いというのが実感でした。当然ですかね。
 それでも、子供の笑顔とずっと一緒にいられるのは幸せな事だと感じました。1日1日と成長していく子供を見ていると自分の人生を思いっきり肯定したくなりました。自分は正しい事をしているのだと。また、ちゃんとした父親にならなければならないのだと、改めて思うようになりました。

5 経験が復帰後の仕事に与えた影響
 以前よりも労働する意義を明確に感じるようになりました。自分の親が自分にしてくれたように、我が子を大きくする為に働くのだという事を自然と思うようになりました。また、仕事の速度を上げて定時内で仕事を終わらせる意識、終わらせなければいけないんだ、という意識(こんなところでモタモタしていられない。判断の質と速度を上げ、アウトプットのクオリティを高めた上で、さっさと家に帰らねばならん・・という気持ち)が以前よりも強くなりました。実際、復帰して以降、殆ど残業はしていませんが、仕事のアウトプットは変わらないか却って上がったかも知れません。上司の評価もまずまずです。

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