パパの育児休業体験記 1-08

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パパの育児休業体験記

取得する日程に自由度があり助かった。育児休業を数回に分けて取得

執筆者と家族の写真
執筆者の横顔:
(1)会社員、(2)300人~999人、(3)40代前半、(4)30代後半、(5)、(6)平成19年5月~6月(1ヵ月間)

育児休業制度等仕事と家庭が両立できる環境に感謝!

鹿田 寛記さん

 取得を決意したきっかけは上司の一言でした。
 出産が近くなったころに妊娠の報告を上司にしたところ、こんな制度があるよと紹介して頂いたのが、今回の短期の育児休業という制度でした。
 この制度を知らなかった頃は、“出産予定がこの辺りだから、退院がこの辺りになりそうで・・・”という具合にどのタイミングで何日くらい有休をとらないといけないねといったことを妻と相談していました。休みを取ること自体も、“いいのかなー?”とか“同僚に迷惑をかけたくないなあ”といった具合でした。
 有給扱いの育児休業制度があると妻に報告したら、“わが社にはそういう制度があるんだ”と感心すると同時に、気持ちの変化もありました。後ろめたさを感じながら休みをとるという気持ちから、「有給扱い育児休業制度」があることで、堂々と休んでいいんだという気持ちに変わりました。実際に取得したときは妻の意見を十分取り入れた日程にすることができました。
 育児休業を取得する日程にある程度自由度があるのも助かりました。自分の場合は数回にわけて取得しましたが、人によっては連続のほうがいいと考える人もいることでしょう。
 今の時代は個人の生活スタイルも様々です。それに対応できる柔軟性があったことも良かった点の一つです。
 出産や育児に関してはメインとなるのはやはり母親ですが、父親としても関わりを持ちたかったので、このような制度があること自体に感謝しています。
 出産をサポートできる制度及び仕事と家庭が両立できる環境を会社が整えていること、またそれを奨励してくれることにも妻も喜んでいます。
 日数に関しても十分なものでした。自分の場合は出産を機に取得を考えましたが、退院時の補助、役場への届け、退院後の部屋の片付け等をこなすにはちょうどいい日数でした。
 出産はたった一度しかない大切なものです。子供が何人いても、生まれてくる子にとっては初めてのことです。その出産に係わり合いを持ちたいと考えるのは父親としてごく自然のことでしょう。それをサポートしてくれる会社に本当に感謝しています。
 感謝の気持ちをもって、今後の仕事の内容や進め方の見直し、生産性の向上に繋がるように自ら行動をして会社に貢献していきたいと考えております。

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