仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の実現に向けて ひとつ「働き方」変えてみよう!

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パパの育児休業体験記

育児休業を経験したことにより、常に時間を意識した効率的な働き方に!

執筆者と家族の写真
執筆者の横顔:
(1)地方公務員、(2)、(3)30代後半、(4)30代後半、(5)、(6)平成20年1月~3月 (3ヵ月間)

育休パパの奮闘記

小澤 正明さん

 我が家は、妻、5歳と1歳になる息子の4人家族だ。下の子が4~6ヵ月の時に、3ヵ月間の育休を取得した。
 妻の職場は、職員6名という小さな規模の団体で、産前・産後休暇のみで育休を取得できないという事情があった。また、上の子の時は、3~6ヵ月まで、私と妻双方の親達が、交代でうちまで通ってくれて、朝8時~夕方5時まで孫守りをしてくれていたが、親達も年をとったので、今度は頼めないなあと思っていた。9月下旬が出産予定日で、妻が年内を休んだとして(妻の職場の配慮で、1ヵ月間の育休は可能ということで、きりのいい年内いっぱいは休める)、保育園に入れる4月までの3ヵ月間のことだから、私が休んでもいいかなあと思ったのが、きっかけだった。
 職場では、年度末の人事異動の時期に育休の取得予定があることを上司に伝え、比較的支障が少ないと思われるグループへの内部異動という形で配慮していただいた。育休中は、臨時職員による補充はあったものの、正職員である私の分担をそのまま引き継ぐというわけにはいかず、結局は、同僚の方々が自分達の分担に加え私の分担も担当していただき、職場の方々に重い負担を背負わせてしまった。年度途中の育休ということで私の業務が中途半端になってしまったのも多くあり、この点でも職場の方々に大変な思いをさせてしまったが、皆さんの理解もあり、快く引き受けてくれた。育休を取得することが、こんなに職場に迷惑をかけることになるとは思っていなかったので、皆さんには本当に申し訳ないという思いと感謝の気持ちでいっぱいだ。
 さて、妻の反応はというと、安心して妊娠・出産・育児に臨むことができたと言っている。産後3ヵ月しか休めなかったわけだが、短い分、思いっきり愛情を注ぐことができていたようだ。ただし、産後の体のことを考えると、もっと休ませてあげたかったと思っている。私の両親は、今後の仕事への影響と、ちゃんと育児ができるのかということを、とても心配していた。ただし、そうはいっても育休中には2日ほどしかうちには来なかったが…。
 育休中、息子は、ちょうど首が据わり、寝返りができるようになる頃ということで、多分一番楽な時期だったのだろうと思う。しかし、息子が哺乳瓶でミルクを飲んでくれなかったのが、一番大変なことだった。最初の1ヵ月は、様々な哺乳瓶と乳首を買ってきて、何度も試してみたのだが、泣きながら抵抗して、飲んでくれないので、仕方なく妻の昼休みに職場の駐車場まで通い、車の中で母乳を貰っていた。母乳オンリーということで、妻は、夜の授乳に加え、仕事の合間をぬって昼間の授乳もあったので、体が相当きつかったと思う。私も、負担ができるだけ軽くなるようにと、妻の職場と上の子の保育園の送り迎えを毎日していた。息子と一緒に、ベビーカーに哺乳瓶をぶら下げながら公園を散歩したかったのだが、実際はそういうわけで、自宅の周辺しか散歩できなかったのが心残りだ。でも、鏡に写った自分の顔を見て笑ったり、童謡を歌ってあげると喜んだりして、間近で成長を実感することができたので、貴重な経験だったと思っている。
 職場復帰後は、常に時間を意識し、工夫をして時間内に仕事を終わらせ、なるべく早くうちへ帰り、息子達の世話をしようと努力している。息子が生まれる前は、時間外勤務も相当こなしていたが、その時と比較して時間当たりの仕事量は格段に増えており、効率的な働き方に変わったと思っている。息子は、妻の母乳を飲んでいる時と私に抱っこされている時に、一番幸せな顔をしているので、育休中にも増して愛情が深くなった。息子の笑顔を励みとして毎日の仕事に邁進しており、家族の絆も益々深まっている。

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