パパの育児休業体験記 2-08

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パパの育児休業体験記

大型連休とつなげ、会社の制度を利用することで、育児休業を取得

執筆者と家族の写真
執筆者の横顔:
(1)会社員、(2)、(3)、(4)30代前半、(5)、(6)平成20年4月(3週間)

育児体験記

三石 真裕さん

・育児休業の取得を決意したきっかけ
 産後の肥立ちを考えて出産後20日程度はあまり動かない方が良いという話を聞いていましたが、妻の母親が既に亡くなっていて妻の実家に預けることが難しく、私の実家に預ける場合は私も実家から遠距離通勤となってしまうので、休日出勤が溜まっていたこともあり、まとまった休みを取ろうと思いました。

・育児休業を取得するに当たっての職場とのやり取り
 短時間勤務等の制度が進んでいることもあり、上司や職場の理解は得られていたと思います。
 ゴールデンウィークを含めた連続3週間という短期の休みでしたので、仕事の調整も付け易く、障害となる様な事もありませんでした。

・育児休業を取得するに当たっての家族とのやり取り
 妻は産休後に退職することを決めていたので、それだけでも世帯収入が減ることになりますが、更に育児休業を取ることにより私の給与・賞与が減額となることを気にしていました。単純な育児休業では無給扱いになると思いますが、私の場合は5日間の特別休暇+休日出勤分の振替休暇となり、少なくとも給与にはまったく影響がないので、その事を伝え理解して貰いました。

・育児休業中の日々に感じたこと
 翌日の事を気にせずに夜泣きにとことん付き合えたことが印象深いです。
 また、勤務日にはどんなに早く帰っても大体は寝てしまっているので、寝顔しか見ることが出来ず、育児休業中が懐かしく思えます。
 仕事と家庭の両立に関しては、平日は子供と直接触れ合うのはあきらめて家事の手伝いに専念し、休日に思い切り触れ合う形がベストだと思っています。

・育児休業中の経験が子供との関係や復帰後の仕事に与えた影響
 3週間子供と触れ合えたおかげで、子供への愛情の芽生えが早かったのではないかと思います。
 職場への復帰後は、昼休み以外の休憩は基本的に取らず、少しでも早く帰りたいと思うようになりました。

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