仕事は言い訳にできない。妻の時間を大切に思い、子どもとたくさん会話する日々への転換
- 執筆者の横顔:
- (1)動物園飼育係、(2)、(3)30代後半、(4)30代前半、(5)、(6) (1ヵ月間)
家族
岩間 昌生さん
私達には今現在、6歳と3歳の二人の娘がいます。私が育児休業を取ったのは下の娘のときです。
上の娘の時は妻の実家である名古屋の助産所で出産しました。
2人目が出来たと知った時、妻は私に「今度は自宅出産が良いね。そしたら立ち会えるし。」と言ってくれました。一人目の時に立ち会えなかったので、私も大賛成しました。
自宅出産となると、身の廻りの事はもちろん上の娘の事や家事全般をする訳ですから、この時点で育児休業取得を決めました。むしろ妻の方が「大丈夫なん!!」「そんなん取れるん!!」と心配していました。
上司に育児休業の件を話すと、「前例がないあからなあ~!!」と言われましたが、積極的に取る様勧められました。総務の人も役場等に聞いて調べてくれました。職場の同僚からも反対したり愚痴を言う人はいませんでした。私達が育児休業を取る上で一番問題だったのが休業中の給付金でした。現在は、男女共に5割ですが、私の時は4割だった様に思います。当初私は3ヵ月間取る予定だったのですが、この収入の問題で結局1ヵ月間しか取れませんでした。
育児休業中は、洗濯や掃除、食事の用意とやる事は山積みです。その中で子供の面倒も見る訳ですから大忙しでした。一日中子供と居ると、楽しい事もありますが、イライラする事の方が多かった様に思います。
私は仕事を言い訳に育児から逃げていたのだと反省する事が出来ました。妻には一人で過ごす時間を大切にしてあげたいと考えられる様になったのも、この経験があったからだと思います。仕事復帰後は、早く帰宅し、子供と出来るだけ会話をし、妻の手伝いも心掛けています。